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ナイチンゲールの沈黙(上)(下)

平成20年10月12日読了(購入日:平成20年10月4日)。

ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ) Book ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

著者:海堂尊
販売元:宝島社
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ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ) Book ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

著者:海堂尊
販売元:宝島社
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購入時の記事でも書いたように、アマゾンのレビューでの本書の評価はいまいちなのであるが、実際に読んでみての感想はどうかというと、やはり、いまいちというものであった(汗)。

前作を読んだ人ならそれなりに楽しめるとは思うが、前作との比較で考えると、本作はかなり落ちる。本作を先に読んでいたら、次作を読もうとは思わなかったような気がする。但し、著者へのインタビュー(『このミステリーがすごい! 2006年版』)によれば、前作は、『自分自身ではこれ以上のものを書くのはむずかしいだろう』と著者自身が語っている位のものなので、前作との比較で、あれこれ言うのは酷なのかもしれないが。

個人的には、著者の海堂氏は、必ずしも文章がうまいとは言えないと思うのだが、前作等では、話のおもしろさによって、その部分が気になることはあまりなかったのだが、本作のように、話が淡々と進み、内容に引き込まれる部分がないと、その欠点がどうしても目立ってしまうような気がする。

ただ、おそらく本作には、あまり時間をかけられなかったであろうと想像できるから、そうした点が影響しているのかもしれないが。

ちなみに、作家の丸山健二氏は、その著書『まだ見ぬ書き手へ』の中で、自分が第一作で新人賞を受賞した結果、急いで次々と書かねばならなくなり、急がされたために第一作のような作品とはならず後悔したという経験を踏まえて、新人賞に応募する前に、3作を完成させろと書いている。まぁ、現実的に、そのようなことができる人は、まずいないとは思うが。。。

この間見た新聞広告によると、本書は、単行本を含めての累計で140万部(多分)突破らしいが、本作程度のデキ(失礼!)で100万部突破とは、『夢をかなえるゾウ』以上にぴんと来ないなぁ。

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