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ロングマンアメリカ英語辞典[4訂版]

平成22年6月22日、本厚木のくまざわ書店にて購入。

  • 『ロングマンアメリカ英語辞典[4訂版]』(桐原書店 3,800円+税)

先日の記事で触れた『アンチ・バベルの塔』において、標準的なターゲット辞書とされるものである。

ちなみに、「アンチ・バベルの塔」とは、どのようなものかというと(もしかして周知な事項なのかもしれんが)、同ブログの著者であるk.y.氏(以下、「塔主」)によれば、例えば、

コーパスに基づいた学習辞書から未知語彙を抽出別記して暗記し復習は原則として半永久的に続ける」 というのが 「塔」 の根本です (コメントにお答えする(1/2009)

ということになる。つまり、コーパスに基づいた中級学習英英辞典(例えば、本辞典)又は上級学習英英辞典(例えば、ロングマン現代英英辞典)を最初から読んでいき、自分が知らない語彙の語義や例文等を、例えば、情報カードに転記し、当該情報カードを使って、未知語彙の記憶及び記憶の維持を図ろうとするものである。

塔主による情報カードの例。

http://sanshisuimei.cocolog-nifty.com/photos/tower/image1.html

塔主は、そもそもなぜ、こんなことをしだしたかというと、ひとつは、英語の本を日本語同様に読めるようになりたかったからということかららしい。そのためには、ネイティブ並み、例えば、5万語程度の語彙が必要と考え、そのための最も効率的な(そして、唯一無二の)方法として、「アンチ・バベルの塔」方式を編み出したということのようだ。なお、塔主が、(紆余曲折を経て最終的に)この方式を確立したのは、55歳(!)の時とのことである(コメントにお答えする(11))。

自分も、ずいぶん前から、英語の本を日本語の本と同様に読めるようになりたい(なれたらいいなぁ)と思っており、それがある意味、英語学習を行う目的ともなっていたので、「アンチ・バベルの塔」の記事からは、大きな刺激を受けた。

その中で、特に印象に残ったのが、認識語彙数を視力に例えて述べていた次の件である。

視力が0.5しかない人でも長年それで生活していれば生活に特に支障はないでしょう。見慣れた世界がその人の普通の世界だからです。

ところが、そんな人がメガネで視力を1.0に矯正して見る世界はどうでしょう?

私は、かなりの近視なので実感があります。実に、すっきりした世界が現れます。

正常な視力の人は展望台の望遠鏡を通してみた世界を想像したら分かると思います。肉眼では見えない世界が現れます。

メガネや望遠鏡に相当するのが辞書です。必要な場合に使えばよい。

さて、英語なら、視力1.0の世界とはどんな世界でしょう。

それは、語彙力が4~5万(ネイティヴの常識レヴェル)の世界です。

5000語程度(視力0.1)しかなかった人が五万語を習得して見える世界は別世界です。必要なときにメガネ(辞書)を使って見る世界とも全く違います。必要なときにだけ部分的に五万語で見る場合と、常に全体に五万語で見ている場合とでは、見える世界の様子はがらりと異なったものになります。 (コメントにお答えする(7)

自分がPBなどを読むときも、基本的に、ぼんやりとした世界しか見ていないと言え(汗)、とはいっても、それで特に支障はないのであるが(笑)、できるものなら、視力1.0の世界も体験したいものである。

但し、視力1.0の世界を体験するためには、塔主も認めているように(アンチ・バベルの塔の建設法(続1))、それなりに膨大な時間と根気が必要となる。さて、ターゲット辞書を買ったはいいが、そこから先には進めるのかしらん(笑)。

なお、暗記までするかは別として、英英辞典を読むという学習法は、昔から言われていたような気がする。かつて、自分もどこからかそのような話を仕入れてきて、一番最初に買った英英辞典である開拓社の『新英英大辞典(ISED)』(多分)を最初から読もうとしたことがあったような気がする。もちろん、すぐに挫折したと記憶しているが(笑)。

ちなみに、上記『新英英大辞典』、1942年発行のものが未だに販売されているようで、びっくりである。なお、発行当時としては、大辞典だったのかもしれんが、今となっては小辞典くらいのボリュームではある。

新英英大辞典 Book 新英英大辞典

販売元:(株)開拓社
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