« 英英辞典通読記(Days 432-436) | トップページ | 英英辞典通読記(Days 437-441) »

漢検2級学習記(その1)

日本漢字能力検定、いわゆる漢検の2級を受験するに当たって、行ったことについて、記録がてら書いておこうかと。

まず、そもそもなぜに漢検を受けようと思ったのか。それは、もう圧倒的に漢字が書けなくなっていたからである。日々の生活では、ほとんど手書きすることはないのだが、それでも全くないという訳ではない。たまに、そんな機会があると、恐ろしいほど漢字が出てこない。簡単な漢字ですらだ。しょうがないので、そんなときは、こっそりと携帯を取り出して、仮名漢字変換をすることで、どうにか凌いでいる今日この頃である。

そんな時、ひょんなことから漢検のWebサイトを見る機会があった。そこには、ちょっと古い、それも、1回分のみではあるが各級の過去問が問題例として掲載されていた。そこで、試しに、高卒レベルという2級の過去問に挑戦してみることに。なお、問題例として掲載されている過去問は、時々更新されているようで、現在掲載されているものは、自分が挑戦した時のものとは異なっている。

で、その結果はというと、な、なんと、200点満点の96点(汗)。半分も取れてない。。。読みについては、さすがに問題なかったが(といっても3問ほど間違えてはいるが)、書きはやはりぼろぼろである。さすがに、これはやばいだろうということで、だったかどうかは忘れたが、2級の受験を決意。

そこで、まず入手したのが、ネット上で評判のよかった高橋書店の頻度準問題集(2011/08/29購入)。関係ないが、本書を出している高橋書店が、手帳とかを出している高橋書店と同じ会社だと最近になって気がつき、ちょっとびっくり。

通常であれば、なにはなくとも過去問集ということなるのだが、上記のデキでは、過去問集をやってもほとんど意味がなさそうということで、まずは、本書から取り組むことに。

本書は、過去の試験問題掲載の漢字を分析して、出題頻度順にAランク(2441問)、Bランク(1513問)、Cランク(765問)の3ランクに分けて問題を掲載したものであり、ある意味、過去問集とも言える。

8月末頃からぼちぼちと取り組んだが、忙しいときなど、しばしば手つかずの状態になってしまったため、結局、1月の試験本番までに、A・B・Cの全ランクを一通りできたのは、読みの問題(これは、最初に全部やった)だけで、その他の問題は、Aランクを一通りやった後に、Bランクの一部をちょこっとやっただけで時間切れということになった。なお、本書の前書きには、時間に余裕のない場合等には、Aランクだけをやっても、十分な試験対策になるとあり、確かにそのような感じられる。まだ、受かった訳ではないので、説得力はないかもしれんが(笑)。

本書をやって間違えた漢字については、この際、正しい書き順も憶えようということもあって、できるだけ漢和辞典をチェックするようにした。

当初は、手元にあった『新漢語林』を使っていたのだが、2000程度の常用漢字を調べるのに、1万以上の親字数(1万4313)を誇る本書を使うのは、ちょっと効率が悪い。また、親字となる漢字も、活字体(明朝体?)で印字されており、手書きする際の参照用としてはあまり適当とは言えない。それに、限られたスペースに情報を詰め込んでいるため、字が小さく、老眼気味の目にはちとつらい(汗)。

そんな訳で、漢検協会から出している『常用漢字辞典』はどうかと思い、書店でチェックしてみたりもしてみたが、いまいちな感じで購入には至らず。

そうこうする中、ある日、ふとひらめいた。小学生向けの辞典を使えばいいのではないかと。早速、本屋で確認してみると、掲載されている親字数も、3000程度であるし、親字の表示も、手書きの際の参照用に適当な教科書体で表示されている。これは使えそうだということで、店頭で各社が出している小学生向けの漢字辞典を見比べた結果、個人的に一番見やすいと感じられた旺文社のものを購入することに。そして、見やすさをとことん追求して(笑)、通常のものより一回り大きいワイド版をチョイス(2011/9/6購入)。

なお、購入後になって気がついたが、本書における親字の表示は、常用漢字については、教科書体であるが、常用漢字以外の漢字については、通常の活字体で表示されている。また、本書は、小学生向けであるので、難しめの熟語や四字熟語については、載っていない。 自分の場合、別にそのようなことを期待して購入した訳ではないので、いいのだけど。

一方、 購入時には気がついていなかった本書の良い点としては、漢字のパーツが表す音が共通する漢字群の情報が載っていることである。例えば、親字「紡」の欄には、次のような記載がある。

「紡」のように「方」が音を表し「ボウ」と読むなかまの字・・・坊・妨・防・房・肪

このような観点で同じ音を示す漢字を関連づけることで、記憶に定着しやすくなるし、ど忘れしたときでも、音を頼りにいろいろな偏を試すことで、目的の漢字を思い出すことが期待できるようにもなる。

書き順については、当初、基本的に、上記辞典を頼りにしていたのだが、後半は、以下のサイトを利用することが多かった。

  • 漢字の正しい書き順(筆順)
    漢字の「筆順(書き順)」をアニメーション(コマ送りも可)を使って紹介しているサイト。収録されている漢字数も6000以上であり、また、筆順だけでなく、各漢字について、いろいろな情報を掲載しており、非常に便利。

当初は、個人が運営しているサイトらしい、ということもあって、どの程度信用できるか弱冠の不安もあったのだが、使っているうちに、どうも大丈夫そうと言うことになり、最後の方は、なんの不安もなく頻繁に使うようになっていた。

また、上記サイトでは、漢字の書体として、筆で書いたような楷書体を採用しているので、教科書体を確認したい場合は、同じ管理者による以下のサイトを適宜併せて利用した。

  • 文字拡大
    単純に、入力した一文字を、教科書体、楷書体、行書体等、複数の書体で拡大表示するサイト。複雑な漢字の細部の確認だけでなく、トメやハネの有無等の確認にも便利。

長くなったので、続きは別記事で(多分)。

|

« 英英辞典通読記(Days 432-436) | トップページ | 英英辞典通読記(Days 437-441) »

漢検」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

私が2級受検の際に利用したのは、漢検(R)発行の『漢字学習ステップ』と『分野別問題集』でした。
今はいろいろな出版社から問題集が発行されていますが、私が初めて漢検(R)を受けた頃は『漢字学習ステップ』くらいしかありませんでした。しかも売られていた本屋さんも限られていましたし。
今は漢字の勉強が好きですが、高校の頃は嫌いでしたね。でも将来恥をかかないためにも、漢字学習は小さい時からしっかり取り組むべきだと思います。
試験、受かっているといいですね。

投稿: Yuki | 2012年2月12日 (日) 21時20分

Yukiさん、コメントありがとうございます。

今は、ちょっと大きめの本屋に行けば、たくさんの問題集が並んでますね。

私の場合、高校時代はもう遠い昔なので(汗)、漢字についてどう思っていたかまったく憶えていません(笑)。多分、特に、なんとも思ってなかったような気がしますが(笑)。

ネットでの合否結果は、思ったより早く、20日からのようです。さて、どういう結果がでるでしょうか。

投稿: 積読亭 | 2012年2月13日 (月) 01時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1066572/44076902

この記事へのトラックバック一覧です: 漢検2級学習記(その1):

« 英英辞典通読記(Days 432-436) | トップページ | 英英辞典通読記(Days 437-441) »