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歴史能力検定3級世界史学習記

歴史能力検定3級世界史を受験するに当たって行ったことについて、記録がてら書いておく。

まず、素の状態にて、どの程度得点できるかを確認すべく、3級日本史を受験した際に購入した「新歴史能力検定世界史問題集」に取り組んだ(2011/7/31~2011/8/17)。

本書には、以前に触れた日本史のものと同様に、1級、2級、3級の過去問が収められているが、そのうちの3級の問題を一通りやってみた。すると、全体の得点率としては、51%(=87/170)という結果に。ということは、歴検では、合格ラインの目安は、すべての級で60%前後とされているので、平均で10ポイント程度の得点率アップで合格ラインを上まわることになる。ちなみに、昨年、日本史を受験するにあたって「新歴史能力検定日本史問題集」を最初にやった際の3級の得点率は、53%(=82/156)であり、今回の世界史とほぼ同様の得点率となっているが、本書を終えてみての感触は、日本史に比べて、やはり世界史はぜんぜん分かってないなぁ、というものであった。

なお、本書に収録されている3級の問題のボリュームとしては、ヨーロッパ史・アメリカ史というくくりで、大問6つ、アジア史・アフリカ史というくくりで大問6つ、テーマ史というくくりで、大問5つとなっている。実際の試験は、5つの大問で構成されているので、概ね実際の試験の3回分の問題が収録されていることになろうか。

次に取り組んだのが、昨年、「詳説日本史B」を購入した際に、併せて購入してあった山川の教科書「詳説世界史B」の通読である。既にほとんど憶えていないのだが(汗)、多分、2ヶ月弱で、一通り読んだのではないかと。

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そして、教科書を一通り読んだ後に、今度は、「新歴史能力検定世界史問題集」と同時に購入しておいた「歴史能力検定 3級世界史過去問集〈Part2〉」の方に取り組んだ(2011/10/10~2011/10/29)。

本書は、前書と違って、タイトルのあるように、3級専用となっており、前近代の東洋というくくりで、大問8つ、前近代の西洋というくくりで大問8つ、近・現代の世界というくくりで、大問8つ、テーマ史というくくりで、大問2つが収録されている。実際の試験の形式に換算すると、概ね実際の試験の5回分の問題が収録されていることになろうか。なお、本書と前書とでは、一部問題がかぶっており、前近代の東洋について、大問2つ、近・現代の世界について、大問1つ、テーマ史について、大問1つ、合計で大問4つ分については同じ問題が収録されている。

で、本書を一通りやった結果はというと、全体の得点率で、57%(=147/260)というものであった。得点率だけで言えば、合格の目安とされる60%にもう一息であるが、自分の感覚的には、理解がまだまだ足りてないと感じられたので、当初の目標としてた昨年12月実施の2011年度第2回についてはパスすることにし、その代わりといってはなんだが、当日は、同じ日に実施された英検サンプルテストを受けたのであった。この時の時間割では、3級世界史は午後からだったので、一瞬、午前にサンプルテスト、午後に歴検というダブルヘッダも考えたりもしたのだが(笑)。

その後は、漢検2級を受けたりしたこともあって、しばらく放置状態になっていたのだが(汗)、ある日、ふと、放送大学の番組が利用できるのではと思いつき、Webサイトをチェックしてみると、丁度、2011年度第2学期の集中放送授業期間(冬期)(平成24年1月21日~3月31日)にあたっており、とりあえず、世界史に関係しそうな番組を片っ端から録画予約した。

ちなみに、録画した番組は以下の通り。

最後の「アジアと漢字文化」は、歴検対策というよりは、漢検を受けるにあたって、漢字についての教養(?)を身につけるためというものであったが、中国の古代史の学習にも、多少は役に立ったかもしれない。

なお、上記番組はとりあえず、集中放送授業期間に録画しただけで、実際に、試験本番までに全部(1回45分×15回分)を見れたのは、「地中海世界の歴史」と「アジアと漢字文化」の2科目だけであった(汗)。あとは、「歴史と人間」の世界史に関係しそうな回(9回分)と、「イスラーム世界の歴史的展開」の歴史を扱った前半の第一部(1-9回)を見て、残りについてはそれぞれ、1回分を見たくらいか。

あと、今年の4月から2012年度第1学期の授業として放送が開始された「ヨーロッパの歴史と文化」については、毎週録画して見るようにした。こちらについては、試験本番までに、全15回のうち、14回分が放送されたので、この14回分については一応すべて見た。

1回分の番組を見た後は、適宜、教科書等の関連する箇所を読むようにして、理解を深めるようにした。なお、上記番組は、大学(「東アジアの歴史と社会」については大学院)の授業ということもあって、結構専門的な内容も含まれており、個人的には、退屈に感じられた部分もあったのだが(汗)、やはり、目で読むだけだとなかなか頭に入らない事項(例えば、ローマ皇帝の名前等)についても、耳で聞くことが加わることにより、頭に残りやすくなったような気もし、全体としては、理解の向上を図るという意味で有用だったのでないかと思う。なんといっても、番組見るだけなら、タダだしね。ただ、純粋に3級世界史対策として考えた場合は、過剰あるいは非効率といえるかもしれない。

あと、試験本番までに、教科書をもう一度通読しようかと思っていたのだが、当初予定していなかった漢検準1級の受験を割り込ませたこともあって、通読については放棄して(汗)、漢検準1級の受験終了後から、試験直前まで、上記2冊の問題集に再び取り組んだ(2012/6/18~2012/7/7)。

で、2回目の結果はというと、「新歴史能力検定世界史問題集」の方が、71%(=120/170)で、「歴史能力検定 3級世界史過去問集〈Part2〉」の方が、82%(=213/260)となり、一応、どちらも合格ラインを超えることができた。また、最初にやったときよりも確実に理解度が上がっていることが感じられ、その点でも、一応、安心することができた。

上記以外に使用した資料としては、まず、上記2冊の問題集と同時に購入しておいた「世界史B用語集」がある。

世界史の教科書は、日本史の教科書とほぼ同じ頁数でありながら扱う範囲が広いということもあって、日本史の教科書以上に、説明が簡潔となっており、教科書の記載だけではよく分からないこともあるので、適宜、用語集についても参照するようにした。

あと、3級日本史の時と同様に、図録もあった方がよいだろうということで、「世界史図録ヒストリカ」についても購入した。

3級日本史の受験時に使用した「詳説日本史図録」は非常によかったので、同じ山川出版社が出しているこちらについても期待したのだが、結局、こちらについては、ほとんど利用することはなかったような。何故かというと、なんかレイアウトが見づらいのである。出版社の紹介文によれば、『全テーマ見開きで構成。中央付近に「流れ図(構造図)」を掲載。』とあるが、この中央付近の図が、2つのページにまたがっており、非常に見づらい。というのも、「詳説日本史図録」より厚手の紙を使用していることもあって、ページの開きが悪いからである。ちなみに、個人的には、その点とは関係なしに、「詳説日本史図録」の紙質の方が好きである。

そういう訳で、おそらく、ちゃんと読めば、役に立つのだろうが、最後に纏めてあった各王朝の系図をちょこちょこっと見た以外は、ほとんど利用することはなかった。その代用といった感じで利用したのが、高校の時に授業で使った「年表・地図・資料 資料世界史」である。

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全体としてはそんなに利用したわけではないけど、本書の一番最初に見開きで掲載されている諸国興亡表は、ちょくちょく見ていた。

Photo_4

高校時代も、この諸国興亡表だけは、なんか気に入っていて、授業中などに意味もなく眺めていたりもしたのだが、今になって改めて見ても、各国毎の興亡の歴史や同時期に成立していた帝国等の関係が一目で分かると共に、各帝国等の空間的な広がりも感覚的に分かるようになっており、なかなかの優れものである。 「世界史図録ヒストリカ」を購入したときも、この諸国興亡表に相当するものが当然にあると思っていたのだが、「世界史図録ヒストリカ」にあったのは、諸国年代対照略表というものだけで、これは、その名の通り、略表ということで非常に簡易なものであり、上記諸国興亡表の代用になるものではなかった。

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