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漢検準1級結果(検定結果通知編)

土曜(7/21)、ポストを覗くと、漢検からのやや大きめの圧着ハガキが届いていた。封書で来ると思っていたのだが、圧着ハガキとは。。。やはり不合格通知は、簡易なものにならざるを得ないということか(笑)。

そんなことはさておき、早速、圧着された部分を開くと、2級の時と同様のレイアウトによる検定結果通知が現れた。ただ、2級のものと比較すると、やや小さい目のサイズになっているようだ。

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結果は、「合格まであと16点です。」ということで、Webで確認したものと同じであった。まぁ、当たり前だが(笑)。

続いて、結果詳細を確認すると、こちらも自己採点通りとなっており、想定外の減点や加点はなかったようだ。また、やはり、合格点は今回も160点となっている。

検定結果通知には、設問事項毎の全受験者の平均点も載っているので、それを合計すると、今回の全受験者の平均総得点は、107点ということになるようだ。全受験者の平均点だけでなく、合格者の平均点についても載っていても良さそうなものだが、何故か載っていない。漢検協会の過去問集には、合格者の平均点が載っているが、その価値を高めるために、こちらには載せてないようにも感じられるが、真相は如何に。

それはさておき、やや古いが、ネット上に、平成18年度第3回及び平成19年度第1回の全受験者の平均点が載っていたので、こちらのデータを使って、今回の合格率を予想してみることに。そのためには、平成18年度第3回と平成19年度第1回の合格率についても知る必要があるが、平成19年度第1回の合格率については、公式サイトにあったデータを、また、平成18年度第3回の合格率については、公式サイトにはなかったので、他のサイトに纏めてあった一覧表のデータを参照させてもらった。これらのデータによれば、平成18年度第3回及び平成19年度第1回の全受験者の平均総得点はそれぞれ、105.4点及び113.4点であり、合格率はそれぞれ、9.9%及び13.1%であったようだ。そこで、単純に、合格率は全受験者の平均総得点に比例すると仮定して計算してみると、今回の合格率は、10.5%ということになる。さて、この予想、当たるかしらん。

ところで、漢検の公式サイトを見ると、問題例のページが更新されていた。以前は、古いものを載せていたので(今回の更新以前は、平成20年度第3回のもので、更にその前は平成20年度第2回のもの)、今回も古いもの、例えば、平成21年度第1回のものに更新されたのかと思いきや、なんと、今回は、最新の平成24年度第1回のものが掲載されているではありませんか。『常用漢字表の改定に伴う、新しい審査基準に基づいて行われた検定の問題です。』との注意書きがされていることから見て、審査基準が改定されたことを踏まえての特別措置ということであろうか。しかし、今回の受検を決断する際、今回、不合格でも、最新の過去問が入手できるので、まぁ、いいかと思っていたのだが、この度の公式サイトでの掲載で、その点は、まったく意味がなくなってしまった(涙)。

まぁ、そんなことを言っても、受検料は返ってこないので、以下では、今回の結果について、設問事項毎に、自分が間違えた箇所を中心に簡単に振り返ってみたい。なお、以下で括弧内に示した得点は、設問事項毎の全受検者の平均点である。

(注:以下、平成24年度第1回漢検準1級試験の内容について触れるので、内容について知りたくない方は、注意されたい。)

 

 

 

 

 

 

1.読み  23/30 (17.7点)

  • 「湛然」 「甚」にひっぱられて、「じんぜん」と読んでしまった(意味によっては「ジン」という音もあり)。「タンデキ」の書き取りの場合、なぜか、より一般的と思われる「耽溺」ではなく、「湛溺」と書くことが多かっただけに、正解したかったところ。
  • 「芝眉」 「芝蘭」であれば、間違えなく「しらん」と読めたはずだが、うろ覚えの「乞(きつ)」と混同したためか「きゅうび」と読んでしまった。これも、正解したかったところ。

2.表外読み 7/10 (5.1点)

  • 「賦」 完全ノーマークの漢字で(汗)、苦し紛れに「もののふ」と読んだ(笑)。正解は「みつぎ」。

3.熟語の読み・一字訓読み 7/10 (5.8点)

 熟語の音読みはすべて正解で、一字訓読みを3問間違えた。

  • 「頃く」 ペアとなる熟語「頃刻」については、意味はわからんかったが(汗)、素直に「けいこく」と音読みして正解。一方、訓読みは、見当がつかず、苦し紛れに「かたむ(く)」と読んだ。今思うと、「傾く」に引っ張られたためか(笑)。正解は、「しばら(く)」

4.共通の漢字 2/10 (2.9点)

  受検者の平均点も低いが、それを更に下回る点数(汗)。正解できたのは、「(回)漕業」&「撤(回)」のみ。

  • 「( )黛」&「( )飾」 「( )飾」の方から、多分、「(ふん)飾」だろうというところまでは分かったが、正解の「粉」が出てこず、「紛」か「扮」で迷う(汗)。で、「扮」が新常用漢字で、それを狙った問題では?などと勝手に考えて、「扮」を選択。後で確認すると、「扮」は、常用漢字になってなかった。。。
  • 「苦( )」&「( )心」 「苦(ちゅう)」、「(ちゅう)心」であることは、すぐに分かったのだが、正解の「衷」ではなく、形が似ている「哀」を書いてしまった(汗)。「衷」は、「衣」+「中」(音符)で比較的憶えやすいはずなのだが、2級の時から苦手にしている漢字である。

5.書き取り 22/40 (21.8点)

 配点が一番大きい本パートの正解率が55%程度では、不合格もやむを得ずといったところか。

  • 「ケイセキ」 意味から言って、「ケイセキ」のケイは、ケイ素(シリコン)のケイだということは分かった。しかしながら、おそらく、最近では、「珪素」と漢字で書かれることはまずなく、基本、自分が目にするのも、「ケイ素」という表記だけだったし、また、問題集等でもチェックしてなかったと思うので、漢字が出て来ない。結局、間違っていることを承知で、「硝石」と書いた。
  • 「コソク」 「コ」の音符が「古」で、「ソク」が「息」ということまでは分かったが、「コ」の偏が出てこない。色々試したが、結局、違和感を感じつつも、手偏を選択して、おそらく存在しない漢字を書いた。正解は、「姑息」で女偏。これは正解したかったところ。
  • 「ショウノウ」 「ショウ」の方は、木偏+「章」(音符)ということで、なんとなく出てきたが、「ノウ」が出てこない。しばらく考えて、「脳」か「悩」のどっちかではないかと思い、なんとなく、「脳」はないだろうということで、「悩」を選択。結局、「樟脳」が正解。惜しい。
  • 「ホウガ金」 最初はまったく分からなかったが、意味的に、「ホウ」は、「奉」でないかと思い、「ガ」はなんとなくしっくりくると思った「賀」を選択。「奉賀」という熟語は存在するが、ここでの正解は、「奉加」。惜しい。
  • 「ホウガ」 標準解答には「萌芽」とあるが、自分は、「ホウ」については、許容字体である「萠」の方を書いた。でも、旁の部分を、テン4つではなく、思いっきり、「朋」と書いてしまったので、多分、大丈夫と思いながらも、ちょっと不安だった。今回の結果通知で、無事正解と採点されていたことを確認。

6.誤字訂正 10/10 (5.4点)

 間違っている箇所の特定は、わかりやすかったように思われた。正しい漢字も、「篤」がちょっと怪しかったが、他のものについては結構あっさり出たような気がする。

7.四字熟語 書き取り 16/20 (10.7点)

  • 「(才子)佳人」、「(掩耳)盗鐘」については、ノーチェックで、まったく分からず。
  • 「鼓腹(撃壌)」は、2級の時にチェックしており、なんとか書けた。

8.四字熟語 読み 8/10 (4.4点)

  • 「禦侮」の読みを、最初は、正しく「ぎょぶ」と読みながら、後から「ぎょかい」と書き換えてしまった(汗)。恥ずかしながら、「侮」と「悔」の読みが、どちらが「かい」で、どちらが「ぶ」かが、瞬間的には分からなくなることがあるのだ(笑)。勿論、「後悔」や「軽侮」とあれば、間違えないので、ここでも落ち着いて考えれば、間違えなかったはずなので、正解したかったところ。

9.対義語・類義語 18/20 (10.2点)

  • 「とんし」 「とん」という音に対して、何故か、すぐに「遁」が出てき、そのまま「遁死」と書いてしまった。「とんしゅ」であれば、間違いなく「頓首」と書いたと思うので、ここは正解したかったところ。

10. 故事・諺 書き取り 20/20 (12.2点)

 自分的には、このパートは、出題対象となった故事等を知らないとまったく書けないので、基本的に苦手にしているのだが、今回は、相性がよかったのか、はたまた簡単だったのか、デキがよかった。

  • 「セイア」 なんか聞いたことあるなぁと、思いつつ、なかなか出てこなかったが、最後まで悩んで、ぎりぎりで「井蛙」だ!と閃いた。

11. 文章題 書き取り 2/10 (3.8点)

 ここも、1問(ダンナ)だけの正解というひどさ。

  • 「コウハク」 最初、「紅白」しか思いつかなかったのだが、しばらく考えていると、「侯伯」というの浮かんできた。よーわからんが、何となく、文章にもフィットしていそうということで、これを書いた。自己採点の際、辞書を調べると、「侯伯」という熟語も載っていたので、その時は、これが正解ではないかと勝手に思っていたのだが、その後届いた標準解答を見ると、そこにあったのでは、「侯伯」ではなく、「厚薄」だった。。。
  • 「キシャ」 最初はピンと来なかったが、しばらく考えているうちに、あの「キシャ」かと、意味するものは分かった。だが、漢字が出てこない。それでも、考えているうちに「シャ」が「捨」だということはなんとなく出てきたが、「キ」がわからん。「棄」じゃないし、「奇」でもない。うん?もしかして、「貴」か。なんとなく、意味的にもあってそう、ということで「貴」を選択。しかし、実際の正解は、「喜捨」。意味に沿ってもう少し考えれば、「喜」が出てきてもよかったような気もするが、一歩及ばず。

12. 文章題 読み 9/10 (7点)

  • 「須いん」 まったく見当がつかず無回答に(正解は、「もち(いん)」)。但し、これ以外の読みは、書き取りに比べて、簡単だったような。

 

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