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2012年12月の5件の記事

漢検漢字辞典の謎(「臣」の画数編)

完全征服をやっていると、「鏗」という漢字がでてきた。例によって、おそらく初めて目にする漢字なので、手元の辞書を確認してみると、これまた例によって、この「鏗」についても、辞書によって総画数が違っていることに気がついた。

すなわち、漢検漢字辞典だと、19画(部首内画数11画)であるが、漢字源及び新漢語林では共に、20画(部首内画数12画)となっているのである。これは、漢検漢字辞典では、「堅」部を11画と数えており、漢字源及び新漢語林では、「堅」部を12画と数えていることを意味している。

念のため、他の漢字についても確認してみようと、ATOKの文字パレットを使って、「堅」を含む漢字を調べると、JIS第2水準までで、5個の漢字が見つかった。これらすべてについて漢検漢字辞典を調べてみると、単体で使われている「堅」を除いて、残りの4個の漢字「樫」、「鰹」、「慳」、「鏗」については、「堅」の部分を11画で数えている。一方、単体で使われている「堅」については、12画と数えている。ちなみに、漢字源及び新漢語林では、上記5個の漢字すべてにおいて一貫して、「堅」の部分を12画と数えている。

「堅」は、「臣」と「又」と「土」とから構成されており、「又」と「土」とについては画数の数え方に違いが生じようがなさそうなので、結局、「臣」の画数が異なっているものと考えられる。つまり、漢検漢字辞典では、上記漢字において、「臣」部を6画と数えており、漢字源及び新漢語林では、「臣」部を7画と数えていることになる。

そこで、「臣」を含む漢字について、漢検漢字辞典を確認してみると、例えば、「臥」については、総画数が8画で、部首内画数が2画となっており、確かに、「臣」部を6画と数えているようだ。

また、「腎」については、総画数が12画で、下側の肉月を部首として部首内画数を8画としており、これまた、「臣」部を6画と数えているものと考えられる。ところで、手元の漢検漢字辞典(2012年2月20日発行の初版第13刷)は、平成22年の常用漢字表の改訂には対応していないのだが、『常用漢字表改訂対応資料』という小冊子が添付されており、そこで、新しく常用漢字表に追加された漢字等と、漢検漢字辞典の関連が説明されている。「腎」は、新しく常用漢字表に追加された漢字なので、当該資料の該当箇所を見てみると、こちらでは「腎」は13画となっている。つまり、漢検漢字辞典では、「臣」部の画数は、常用漢字になると、7画になるとしているようだ。

あれこれ調べてみると、「臣」は以前は6画で数えていたらしい。例えば、新漢語林の「臣」の部首解説では、『臣は、もと六画に数えたが、いまは七画に数える。』と説明されているし、漢字源でも、『従来は六画であったが、小学校で学習する筆順の画数にならい左と下の部分を別画で書いて七画とする。』と説明されている。

つまり、漢検漢字辞典は、もともとの画数にこだわって、「臣」は原則6画と数え、常用漢字については、やむを得ず、7画と数えているということであろうか。

確かに、漢検漢字辞典の表見返し部にある部首の表を見ると、部首としての「臣」は、6画としており、そこでの字形は、左の縦線と下側の横線とを1画で(L字状に)書いたような字形を表示すると共に、その下にやや小さめに、左の縦線と下側の横線とが2画で書いたような通常の字形を表示している(7画のところにも、6画へ誘導するためのものが小さめの字で載っている)。また、総画索引の最初の注意書きの⑥に『次の部首は、新字体と旧字体で、字形は似ているが画数が異なる。』として、その一つとして、「臣」が挙げられており、新字体として、通常の「臣」を示して7画とする一方で、表見返し部と同様に、左の縦線と下側の横線とを1画で書いたような字形を示して6画としている。しかしながら、例によって、こだわりもここまでで、本文部分における「臣」を含む漢字(上述した「臥」等)については、常用漢字以外についても、新字体とされる7画と数えられる字形を使っている。

更に、巻末の付録にある「筆順と画数」の欄では、画数を間違いやすい部首の一例として、「臣」を挙げており、その画数を7画としている。これは、常用漢字に限っての話ということなのかもしれんが。

いずれにしても、漢和辞典における画数というのは、普通の利用者にとっては、検索キーとして使用するものなのであり、普通の利用者にとっては、それが一番重要な機能とも言えるのであるから、変なこだわりより、一貫性を持たせることの方が重要なのではなかろうか。今の状態では、漢検漢字辞典の利用者は、常用漢字か否かによって、画数の数え方を変えなければならず、個人的には、そのようなことは極めてばかげたことのように思われる。

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漢検準1級平成24年度第2回合格率

なにげなく、漢検公式サイトを見ると、平成24年度第2回検定の受検データが2012/12/17付でアップされているのに気がついた。

で、準1級の合格率を確認してみると、

 19.6%

前回の3.8%から大幅アップである。

漢検公式サイトに掲載されている平成19年度以降の受検データによると、今回の19.6%という合格率は、平成22年度第2回の26.3%、平成23年度第2回の22.8%に次いで、3番目に高い合格率ということになるようだ。しかし、こうしてみると、ここ3年間は、第2回の合格率が妙に高いという傾向が続いているなぁ。

ちなみに、平成19年度第1回から平成24年度第2回までの平均合格率を計算してみると、14.3%となる。また、平成22年度第3回及び平成23年度第3回の合格率はそれぞれ、17.4%及び10.9%である。さて、次回平成24年度第3回の合格率はどうなるのであろうか。

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漢検漢字辞典の謎(異体字編)

完全征服をやっていると、「縲絏」という熟語が出てきた。音読みだと、「ルイセツ」と読むらしい。「縲」の方は、「累」からの類推で、「ルイ」と読めたが、「絏」の方は、「曳」からの類推で「エイ」と読んでしまった。そこで、「絏」の方を、「セツ」の音及び総画数12画で、漢検漢字辞典の音訓索引で調べてみたところ、なぜか見つからない。また総画数の問題かぁと、前後の画数を見たが、それでも見つからない。実際のところ、「セツ」の音の欄に載っている漢字の数はたいしたこと無いので、見落としと言うこともなさそうである。そこで、今度は、糸偏及び部首内画数6画で、部首索引を見てみると、こちらでも見つからない。

そこで、手元の漢字源(ロゴヴィスタ版)で「絏」を調べると、ちゃんと載っている。また、完全征服の巻末の音訓表を見てみると、こちらにも、ちゃんと、糸偏の処に載っている。漢検漢字辞典では、なぜ見つからないのだ!?

どうしたものかと思いながら、漢字源の方であれこれ調べていると、「絏」の同義語として「紲」があり、両者の関係は、「漏洩」及び「漏泄」における「洩」及び「泄」の関係と同様のものっぽいということに気がついた。そこで、もしやと思って、「紲」の方を、「セツ」の音及び総画数11画で、漢検漢字辞典の音訓索引で調べてみると、こちらは載っていたので、該当する本文ページを見てみると、な、なんと、「紲」の欄に、「絏」が異体字として載っているではあーりませんか。ということは、漢検漢字辞典では、異体字は、索引からは調べられないってことかぁ。念のため、総画数12画及び糸偏で、総画索引を調べてみると、こちらにも載っていないようである。

ちなみに、完全征服の巻末の音訓表では、「絏」は「紲」の異体字として扱われていない。また、漢字源では、「絏」及び「紲」の欄には、異体字は示されていない。つまり、「絏」は、「紲」の異体字として扱われていない。一方、新漢語林では、「絏」は、「紲」の異体字(同字)として扱われているが、一応、「絏」についての親字見出しも独立して立てられており(但し、字義等の説明無く、「紲」の欄へ誘導するための該当ページ数が示されている)、音訓索引等からも見つけることが可能となっている。これが当然あるべき姿のように思うのだが。

よくよく調べてみると、漢検漢字辞典でも、一応、「絏」についての親字検索用見出し(通常の親字欄より小さいサイズで表示され、該当する親字欄へ誘導するための該当ページ数が表示されたもの)が立てられていた。漢検漢字辞典の本文部分は、代表的な音訓等の五十音順に、親字項目が並べられているので、音「セツ」の部分を、総画数を頼りに、丹念に見ていけば、「絏」の親字検索用見出しを見つけることができ、そこから、「紲」の親字欄にたどり着くことができることになる。しかし、そんなことはあまり現実的ではないと思うのだがどうだろう。

更に、漢検漢字辞典の巻頭の「この辞書の使い方」を見ると、『特に重要な異体字は、親字検索用見出しに立てた。』とある。ということは、あまり重要でない異体字については、親字検索用見出しすら立てられていないということになる。そうなると、あまり重要でない異体字については、どの漢字の異体字であるかを知らない限り、漢検漢字辞典で調べるのは非常に困難ということになるのではなかろうか。

ちなみに、ネット上の情報によれば、漢検1級では、平成14年度第3回以降については、漢検漢字辞典で異体字とされている漢字については出題されていないとのことである(2012/12/20追記:実際は、平成22年度第3回において出題されたとのこと。下記参照)。ということなので、完全征服にあった音読み問題での「縲絏」については、「縲紲」に書き換えてしまった。「縲紲」の方は、漢検漢字辞典に熟語見出しとしてちゃんと載っているので、出題されるのであれば、こちらの方が可能性が高そうだということで。

2012/12/20追記:
上で、漢検1級では、平成14年度第3回以降については、漢検漢字辞典で異体字とされている漢字については出題されていないらしい、と書いたが、実際は、平成22年度第3回において、「村」の異体字「邨」が読みの問題で、出題されたようである(情報1情報2)。なので、漢検漢字辞典で異体字とされている漢字についても、出題される可能性はゼロではないということになる。とは言っても、出題される可能性は低そうな気はするので、個人的には、さしあたり無視する方向で行こうかと。

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「眥」の画数の謎(解決編)

先日の記事で、「眥」の画数について、漢検漢字辞典は間違っているのでは、と書いたが、どうもそういうことではなさそうである。

というのも、その後に、「嘴」について、手元の辞書を確認してみたところ、これまた、漢検漢字辞典と、他の辞書とでは総画数が違っていたからである。

すなわち、「嘴」は、漢検漢字辞典では、15画(部首内画数12画)となっているが、漢字源及び新漢語林では共に、16画(部首内画数13画)となっている。

更に、同義語である「觜」についても調べてみると、漢検漢字辞典では、12画(部首内画数5画)であるが、漢字源及び新漢語林では共に、13画(部首内画数6画)となっている。

ここまで来るとわかるが、漢検漢字辞典では、どうも、上記漢字を構成する「此」部を5画と数えているようである。すなわち、漢検漢字辞典では、「觜」の部首は「角」としており、部首内画数が5画としていることから、これらの数字が正しいとすると、すくなくとも、「觜」における上部の「此」は5画と数えていることになる。

「眥」及び「嘴」においても、「此」部の画数を5画と数えれば、総画数もそれぞれ、10画及び15画ということでなんの問題もないということになる。

ここまで来て、以前に図書館から借りて読んだ本のことを思い出し、その本を改めて借りてきた。

その本『漢和辞典に訊け!』によると、「政」の左側のパーツ「正」部を、『康煕字典』(清朝の康熙帝の勅命により18世紀初めに編纂された字書)では、4画で数えているというのである。そして、『康煕字典』では、「政」の左側のパーツを、下図(適当にそれっぽく書いた図なので正確ではない)のように、下側の斜めの線が左斜め下にあまり突き出ないように記載しているようである。このことから、「正」でいうところの最後の2画を、「レ」のように1画で書くものとして数えてしまっているらしいというのである。

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この話から類推して、「此」についても、左側のパーツ「止」部を下図のように、「止」でいうところの最後の2画を、「レ」のように1画で書くようにすれば、「此」の画数は5画ということになる。

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そう思って、ネット検索してみると、姓名判断のサイトのページでは、「」の漢字の画数は人名漢字で6画であるが、上記のような書き方をすることで、5画とすることも可能と記載されていた。なお、同ページには、「紫」、「柴」についても同様のことが記載されている。

以上のことから、漢検漢字辞典では、「眥」等に含まれる「」については、上記のような考え方から、5画と数えているように思われる。

そこで、他の「」を含む漢字についても確認してみようと、まず、「」をパーツとして含む漢字を、ATOKの文字パレットを使って調べると、JIS第2水準までで、14個の漢字が見つかった。これらすべてについて漢検漢字辞典を調べてみると、3個の漢字を除いて、残りの11個の漢字については、「」の部分を5画で数えているようである。

具体的には、まず、単体で使われている「」並びに常用漢字の「紫」及び「雌」については、「」部を、漢字源及び新漢語林と同様に、6画と数えている。

一方、残りの「些」、「砦」、「柴」、「髭」、「呰」、「嘴」、「疵」、「眥」、「眦」(「眥」の異体字扱いで画数の明記はなし)、「觜」、「貲」については、「」部を、5画と数えているようである。

ちなみに、漢字源及び新漢語林では、上記すべての漢字ついて、「」部を6画と数えることで一貫している。一方、漢検漢字辞典では、上記のように、漢字によって、数え方を変えているようである。

漢検漢字辞典では、『画数はこの辞典の基準による。』(同7頁)としており、なんらかの基準によって、上記のような数え方をしているのであろう。

しかしながら、そのような基準によって、一部の漢字については「」の部分を5画で数えるのであれば、そのような漢字の字形については、上記姓名判断のサイトのページと同様に、5画で数えられるような字形を採用すべきではなかろうか。現在、採用している字形では、「」部は、いずれも、単体の「」と同じ形となっており、そのような「」部は、どう考えても、6画としてしか数えられないからである。

本来、「」部は5画なのだ、というこだわりを貫き通したいのであれば、字形についてもこだわって、確実に5画と数えられるものを採用してもらいたいものである。「」部を5画と数えながら、字形については、6画としてしか数えられない通常のものをそのまま採用している現在の状況は、こだわり具合が中途半端となっており、利用者に徒に混乱をもたらすだけのものになっていると思われる。特に、漢検漢字辞典は、学習用の辞書と言えるのであろうから、このような中途半端なこだわりは、利用者にとって、百害あって一利なしと言えよう。

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漢検準1級平成24年度第2回結果(検定結果通知編)

木曜日に、漢検協会からの郵便物が配達されていたようだが、ポストに入りきらなかったということで持ち帰られてしまったようで、土曜日に、ようやく受領。

中身を確認すると、2級の時と同様に、「合格証書」、「合格証明書」(2通分)、「検定通知結果」等が入っており、そのうちの「検定結果通知」に、検定分析結果として、得点などが記載されていた。

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で、得点を確認すると、182点ということで、一応、標準解答に基づいた自己採点の結果と同じであった。更に、結果詳細を確認すると、こちらも自己採点通りとなっており、今回も、想定外の減点や加点はなかったようだ。

検定結果通知には、設問事項毎の全受験者の平均点も載っているので、それを合計すると、今回の全受験者の平均総得点は、123.4点ということになるようだ。前回の全受験者の平均総得点は107点だったので、今回は、前回より、16.4点ほど上がったということになり、この数字を見る限り、前回よりは、かなり容易化したと言えそうである。

以下、今回の結果について、設問事項毎に、自分が間違えた箇所を中心に簡単に振り返ってみたい。なお、以下で括弧内に示した得点は、設問事項毎の全受検者の平均点である。

(注:以下、平成24年度第2回漢検準1級試験の内容について触れるので、内容について知りたくない方は、注意されたい。)
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1.読み  28/30 (18.3点)

  • 「苫屋」 なんとなく「そまや」と読んだが、正解は「とまや」。あとで確認すると、完全征服にも載っている問題で、一回目解いたときは間違えていたが、二回目はちゃんと読めていた。しかし、その時の記憶は、本番まではもたなかったようだ(笑)。
  • 「稽う」 違うと思いながらも「なら(う)」と読んだが、正解は「かんが(う)」。本番の少し前に、「稽古」を漢字源で調べて、「稽古」とは、そもそもは「いにしえをかんがう」的な意味であることは確認していたのだが、憶えるまでには至っていなかった。

2.表外読み 10/10 (6.3点)

  • 「郭詞」 最初はぴんと来なかったが、「郭」が「くるわ」と読めることに気がつくと、「くるわことば」しかなかろうということで正解。
  • 「徒や(疎かに)」 最初は、「いたずら」という読みしか出てこず、これは違うということで、一旦飛ばして最後まで解いてから、再度、考えたところ、「あだ(や)(おろそかに)」だと閃いた。

3.熟語の読み・一字訓読み 10/10 (7.0点)

 今回の問題は、いずれもどこかで見たことがあるような感じで、全受検者の平均点も高めになっている。

4.共通の漢字 6/10 (6.1点)

  前回よりは出来たが、今回も、受検者の平均点を下回ってしまった(汗)。

  • 「( )荒」&「( )徒」 「( )徒」の方から、「暴徒」が出てきて、「暴荒」なんて聞いたこと無いなぁと思いつつも、この問題を解いている時点では気持ちに余裕がなかったこともあってか、そのまま「暴」と書いてしまった。自己採点時に、すぐに誤りに気がついたが、正解は「凶」。もう少し慎重に考えていれば、正解できてもおかしくない問題だと思うので、正解したかったところ。
  • 「( )慶」&「統( )」 「統( )」の方から「統率」が出てきて、「率慶」なんて聞いたこと無いなぁと思いつつも、そのまま「率」と書いてしまう。しかし、正解は「御」。一応、「御」かなぁとも思ったのだが、「御慶」&「統御」がいまいちピンと来なかったので、「率」の方を選択してしまった。まぁ、「御慶」という言葉を知らなかったので、不正解もやむなし。

5.書き取り 34/40 (25.1点)

  • 「レンサツ」 「サツ」が「察」だということはすぐ分かったが、「レン」がわからない。結局、「廉」しか出てこず、「廉察」とした。しかし、正解は、「憐察」。「憐察」という言葉を知らなかったので、不正解もやむなし。
     なお、「憐」のように、「米+まいあし」を旁に持つ漢字(例えば、隣、鱗、麟、燐)は、通常、「リン」という音を持ち、多分、「憐」は、漢検対象漢字では唯一の例外のため、個人的には、「レン」という音から出て来づらい漢字である。そのため、「カレン」の書き取りでも、「可憐」がなかなか出てこなかったりしたりもした。
  • 「買いアサった」 まったく出てこず。最後まで悩んで、なんとなく意味的に近そうな「むさぼる」から「貪」と書いた。しかし、正解は、「漁」。まったくノーマークの問題で、不正解もやむなし。
  • 「イハツ」 なんの迷いもなく「遺髪」と書いたが、正解は「衣鉢」。 そう言われると、どこかで見たような気がするのだが、それがどこだったか未だに思い出せない(笑)。

6.誤字訂正 10/10 (6.8点)

 前回同様、今回も、間違っている箇所の特定は、わかりやすかったように思われた。正しい漢字も、「煽」が一瞬悩んだ位で、他のものはすぐに出てきたと思った。

7.四字熟語 書き取り 18/20 (11.3点)

  • 「山河(きんたい)」 多分初見の四字熟語で、とりあえず思いついた「錦帯」と書いたが、正解は「襟帯」。 準2級配当のものなので、不正解もやむなし。

8.四字熟語 読み 10/10 (5.1点)

  • 「(綱挙)網疏」 「網疏」の読みは一瞬迷ったが、「疏」の音は「疎」と同じで「ソ」だったなぁと思いつつ、素直に「モウソ」と読んで正解。

9.対義語・類義語 16/20 (10.4点)

  • 「諫言」の対義語「ついしょう」 「つい」は、「追」ということはすぐわかったが、「しょう」が出てこない。しばらく考えていると、「従容・縦容」の連想から、「従」と「縦」が出てきて、このどちらかで迷った。一旦は、「追従」と書いたのだが、これだと、どう考えても、「ついじゅう」としか読めないということで、「追縦」に書き直した。しかし、正解は「追従」。単に、読み方で意味が変わるということだったとは。。。
     なお、後で確認したところ、高橋書店の頻度順問題集にも、「諫言」の対義語として、「追従」を書かせる問題が載っていたが、そのひらがなの選択肢は、「ついじゅう」となっていた。これで、「追従」=「ついじゅう」と刷り込まれてしまったのかも。本番時点では、この問題のことは、すっかり忘れていたけど。
  • 「危地」の類義語「ここう」 「ここう」の音から、なぜか「糊口」がすぐに出てきて、なんか変だなぁとおもいつつ、「糊口を凌いでいる状態」ということかと、勝手な解釈をして、そのまま「糊口」と書いてしまった。自己採点時に、勘違いに気づいて愕然。痛恨のミス。正解は、勿論「虎口」。

10. 故事・諺 書き取り 20/20 (11.9点)

 前回に続き、今回も、相性がよかったのか、満点。

  • 「歳寒くしてショウハクの凋むに後るるを知る。」 故事・成語としてはまったく知らんかったが、音から「松柏」が出てきて、意味的にもなんとなくあっていそうということで、書いてみたところ、運良く正解。

11. 文章題 書き取り 10/10 (7.7点)

 前回、1問だけの正解というひどさであったが、今回は、易しめということもあって、満点。全受検者の平均点も8割に迫る勢い。

12. 文章題 読み 10/10 (7.4点)

  • 「脊筋」 最初、「せききん」かとも思ったが、前後関係から素直に読むと、「せすじ」とも読める。「脊」が「せ」と読めるのか自信はなかったが、思い切って「せすじ」を選択。結果は、ギャンブル成功で正解。

という訳で、共通の漢字の「凶」と、類義語の「虎口」が正解できていれば、自分的には大満足の内容での合格だったのだが、まぁ、合格できたのだから良しとしよう。

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