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漢検準1級平成24年度第2回結果(検定結果通知編)

木曜日に、漢検協会からの郵便物が配達されていたようだが、ポストに入りきらなかったということで持ち帰られてしまったようで、土曜日に、ようやく受領。

中身を確認すると、2級の時と同様に、「合格証書」、「合格証明書」(2通分)、「検定通知結果」等が入っており、そのうちの「検定結果通知」に、検定分析結果として、得点などが記載されていた。

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で、得点を確認すると、182点ということで、一応、標準解答に基づいた自己採点の結果と同じであった。更に、結果詳細を確認すると、こちらも自己採点通りとなっており、今回も、想定外の減点や加点はなかったようだ。

検定結果通知には、設問事項毎の全受験者の平均点も載っているので、それを合計すると、今回の全受験者の平均総得点は、123.4点ということになるようだ。前回の全受験者の平均総得点は107点だったので、今回は、前回より、16.4点ほど上がったということになり、この数字を見る限り、前回よりは、かなり容易化したと言えそうである。

以下、今回の結果について、設問事項毎に、自分が間違えた箇所を中心に簡単に振り返ってみたい。なお、以下で括弧内に示した得点は、設問事項毎の全受検者の平均点である。

(注:以下、平成24年度第2回漢検準1級試験の内容について触れるので、内容について知りたくない方は、注意されたい。)
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1.読み  28/30 (18.3点)

  • 「苫屋」 なんとなく「そまや」と読んだが、正解は「とまや」。あとで確認すると、完全征服にも載っている問題で、一回目解いたときは間違えていたが、二回目はちゃんと読めていた。しかし、その時の記憶は、本番まではもたなかったようだ(笑)。
  • 「稽う」 違うと思いながらも「なら(う)」と読んだが、正解は「かんが(う)」。本番の少し前に、「稽古」を漢字源で調べて、「稽古」とは、そもそもは「いにしえをかんがう」的な意味であることは確認していたのだが、憶えるまでには至っていなかった。

2.表外読み 10/10 (6.3点)

  • 「郭詞」 最初はぴんと来なかったが、「郭」が「くるわ」と読めることに気がつくと、「くるわことば」しかなかろうということで正解。
  • 「徒や(疎かに)」 最初は、「いたずら」という読みしか出てこず、これは違うということで、一旦飛ばして最後まで解いてから、再度、考えたところ、「あだ(や)(おろそかに)」だと閃いた。

3.熟語の読み・一字訓読み 10/10 (7.0点)

 今回の問題は、いずれもどこかで見たことがあるような感じで、全受検者の平均点も高めになっている。

4.共通の漢字 6/10 (6.1点)

  前回よりは出来たが、今回も、受検者の平均点を下回ってしまった(汗)。

  • 「( )荒」&「( )徒」 「( )徒」の方から、「暴徒」が出てきて、「暴荒」なんて聞いたこと無いなぁと思いつつも、この問題を解いている時点では気持ちに余裕がなかったこともあってか、そのまま「暴」と書いてしまった。自己採点時に、すぐに誤りに気がついたが、正解は「凶」。もう少し慎重に考えていれば、正解できてもおかしくない問題だと思うので、正解したかったところ。
  • 「( )慶」&「統( )」 「統( )」の方から「統率」が出てきて、「率慶」なんて聞いたこと無いなぁと思いつつも、そのまま「率」と書いてしまう。しかし、正解は「御」。一応、「御」かなぁとも思ったのだが、「御慶」&「統御」がいまいちピンと来なかったので、「率」の方を選択してしまった。まぁ、「御慶」という言葉を知らなかったので、不正解もやむなし。

5.書き取り 34/40 (25.1点)

  • 「レンサツ」 「サツ」が「察」だということはすぐ分かったが、「レン」がわからない。結局、「廉」しか出てこず、「廉察」とした。しかし、正解は、「憐察」。「憐察」という言葉を知らなかったので、不正解もやむなし。
     なお、「憐」のように、「米+まいあし」を旁に持つ漢字(例えば、隣、鱗、麟、燐)は、通常、「リン」という音を持ち、多分、「憐」は、漢検対象漢字では唯一の例外のため、個人的には、「レン」という音から出て来づらい漢字である。そのため、「カレン」の書き取りでも、「可憐」がなかなか出てこなかったりしたりもした。
  • 「買いアサった」 まったく出てこず。最後まで悩んで、なんとなく意味的に近そうな「むさぼる」から「貪」と書いた。しかし、正解は、「漁」。まったくノーマークの問題で、不正解もやむなし。
  • 「イハツ」 なんの迷いもなく「遺髪」と書いたが、正解は「衣鉢」。 そう言われると、どこかで見たような気がするのだが、それがどこだったか未だに思い出せない(笑)。

6.誤字訂正 10/10 (6.8点)

 前回同様、今回も、間違っている箇所の特定は、わかりやすかったように思われた。正しい漢字も、「煽」が一瞬悩んだ位で、他のものはすぐに出てきたと思った。

7.四字熟語 書き取り 18/20 (11.3点)

  • 「山河(きんたい)」 多分初見の四字熟語で、とりあえず思いついた「錦帯」と書いたが、正解は「襟帯」。 準2級配当のものなので、不正解もやむなし。

8.四字熟語 読み 10/10 (5.1点)

  • 「(綱挙)網疏」 「網疏」の読みは一瞬迷ったが、「疏」の音は「疎」と同じで「ソ」だったなぁと思いつつ、素直に「モウソ」と読んで正解。

9.対義語・類義語 16/20 (10.4点)

  • 「諫言」の対義語「ついしょう」 「つい」は、「追」ということはすぐわかったが、「しょう」が出てこない。しばらく考えていると、「従容・縦容」の連想から、「従」と「縦」が出てきて、このどちらかで迷った。一旦は、「追従」と書いたのだが、これだと、どう考えても、「ついじゅう」としか読めないということで、「追縦」に書き直した。しかし、正解は「追従」。単に、読み方で意味が変わるということだったとは。。。
     なお、後で確認したところ、高橋書店の頻度順問題集にも、「諫言」の対義語として、「追従」を書かせる問題が載っていたが、そのひらがなの選択肢は、「ついじゅう」となっていた。これで、「追従」=「ついじゅう」と刷り込まれてしまったのかも。本番時点では、この問題のことは、すっかり忘れていたけど。
  • 「危地」の類義語「ここう」 「ここう」の音から、なぜか「糊口」がすぐに出てきて、なんか変だなぁとおもいつつ、「糊口を凌いでいる状態」ということかと、勝手な解釈をして、そのまま「糊口」と書いてしまった。自己採点時に、勘違いに気づいて愕然。痛恨のミス。正解は、勿論「虎口」。

10. 故事・諺 書き取り 20/20 (11.9点)

 前回に続き、今回も、相性がよかったのか、満点。

  • 「歳寒くしてショウハクの凋むに後るるを知る。」 故事・成語としてはまったく知らんかったが、音から「松柏」が出てきて、意味的にもなんとなくあっていそうということで、書いてみたところ、運良く正解。

11. 文章題 書き取り 10/10 (7.7点)

 前回、1問だけの正解というひどさであったが、今回は、易しめということもあって、満点。全受検者の平均点も8割に迫る勢い。

12. 文章題 読み 10/10 (7.4点)

  • 「脊筋」 最初、「せききん」かとも思ったが、前後関係から素直に読むと、「せすじ」とも読める。「脊」が「せ」と読めるのか自信はなかったが、思い切って「せすじ」を選択。結果は、ギャンブル成功で正解。

という訳で、共通の漢字の「凶」と、類義語の「虎口」が正解できていれば、自分的には大満足の内容での合格だったのだが、まぁ、合格できたのだから良しとしよう。

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コメント

182点で合格したとは素晴らしいですね。この勢いで是非1級にもチャレンジしてほしいです。

投稿: Yuki | 2012年12月 4日 (火) 21時10分

Yukiさん、コメントありがとうございます。

いまやっている完全征服を一通り終わらせるだけでも、かなりの時間がかかりそうなので、今回の合格の勢いで、というのは、なかなか難しそうです(笑)。

投稿: 積読亭 | 2012年12月 5日 (水) 02時48分

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